よくある質問
ライム検索を使う前によく聞かれること
完全韻と近似韻の違い、韓国語・英語・日本語で韻の仕組みが異なる理由、結果の並び順の基準をまとめました。
ここでいう韻とは何ですか?
韻とは二つの語の語尾の音が重なることです。大事なのは文字ではなく音で、表記が似ていても読みが違えば韻にはなりません。逆に漢字が全く違っても読みが重なれば韻になります。
そのため、この辞典は語を表記ではなく発音に変換してから語尾を照合します。見た目の似ていない語が結果に並ぶのはそのためです。
この検索は内部でどう動いていますか?
四つの段階を踏みます。まず入力語を発音に変換します。韓国語は連音・鼻音化・ㅎの脱落といった音韻規則を適用し、英語はCMU発音辞書から強勢付きの音素列を取り、日本語は漢字を読みに変えてモーラに分割します。
次に、その発音から語尾の鍵を複数の段階で取り出します。末尾の一塊、二塊、三塊をそれぞれ別に保持することで、一モーラだけ合う韻と三モーラ丸ごと合う韻を区別して探せます。母音だけの鍵と子音だけの鍵も作り、母音韻・子音韻の検索に使います。
三つ目に、427万語の中から同じ鍵を持つ候補を取り出します。あらかじめ作った索引を使うため全体を走査せずに済み、検索一件が通常0.3秒以内に終わります。
最後に候補ごとに点数をつけて並べます。発音の重なり具合、モーラ数の近さ、実際の使用頻度を合わせて計算します。クロス言語の候補は、外来語が言語をまたぐときの音の変形を逆にたどって見つけます。
- 第1段階:表記を発音に変換(言語ごとの音韻規則を適用)
- 第2段階:語尾を1・2・3段階の鍵と母音・子音の鍵に分解
- 第3段階:索引で同じ鍵を持つ候補を取得
- 第4段階:発音の一致度と使用頻度で点数化して並べ替え
完全韻と近似韻はどう違いますか?
完全韻は最後の母音から末尾までが完全に一致する場合で、最もはっきり響きます。サビの締めのように確実に決めたい位置に向いています。
近似韻は語尾が近いものの完全には一致しない場合です。完全韻だけで作ると歌詞が単調になるため、実作では近似韻を混ぜるほうが自然に聞こえます。
- 完全韻:確実に決めたい位置
- 近似韻:流れをつなぐ位置
- 母音韻・子音韻:韻を目立たせたくないとき
なぜ音節ではなくモーラで数えるのですか?
日本語のリズムの単位はモーラです。促音(っ)、撥音(ん)、長音(ー)がそれぞれ一拍を占めるため、「さっか」は二文字に見えて三拍になります。
歌詞ではこの拍数がそのまま長さになるので、音節で数えると実際に歌ったときに合いません。結果にはモーラ数を併記しています。漢字は読みに変換してから数えます。
韓国語の韻はなぜ終声が重要なのですか?
韓国語の音節は終声(パッチム)で終わり、その終声が韻の決め手になります。母音が同じでも終声が違えば、韓国語話者の耳には別物に聞こえます。
さらに韓国語は表記と発音がずれることが多く、鼻音化・連音・ㅎの脱落といった規則を適用したあとの音で照合する必要があります。
英語の結果でアクセントが重要なのはなぜですか?
英語の韻は最後の強勢母音から末尾までを比べます。綴りが似ていても強勢の位置が違えば、耳には韻として届きません。
発音はCMU発音辞書の強勢表記をそのまま使っているため、見た目だけ似た候補は除かれます。
多言語クロス韻はどういう仕組みですか?
外来語は言語をまたぐときに規則的に変形します。英語のbabyは韓国語で베이비、日本語でベイビーになります。この変形を逆にたどることで、異なる言語の語同士でも音を合わせられます。
歌詞に英語を混ぜることは珍しくないため、言語が切り替わっても韻が続くかを確認できます。
結果の並び順は何で決まりますか?
まず発音の一致度で点数をつけ、同じ点数帯では実際によく使われる語を前に出します。完璧に合っていても誰も知らない語では歌詞に使えないからです。
推薦スタイルを変えるとこの均衡を調整できます。「実用語」は馴染みのある語を中心に、「新しい表現」は珍しい候補まで表示します。
探している語が出てこないときは?
収録語は公開辞書に基づくため、新語や固有名詞は含まれないことがあります。読みの近い別の語で検索すると、同じ語尾のグループが見つかります。
結果の下の評価ボタンは並び順の調整に反映されます。
入力した歌詞は保存されますか?
保存されません。複数行分析に入力した歌詞はブラウザ内にのみ保持され、サーバーのデータベースには記録されません。保存した候補も同様です。
検索語はどの語がよく調べられているかの集計にのみ使われ、氏名・メールアドレス・元のIPは保存しません。
データの出典は?
英語はCMU発音辞書とOpenEPD、韓国語はOpen Korean Text、日本語はSudachiDictを使用しています。いずれも公開ライセンスで配布される資料で、ライセンス全文も併せて保管しています。
使用頻度スコアはwordfreqのデータで補正しています。